「歯の形態学をめぐる懇話会」とは?
歯の形態学をめぐる懇話会は、1977年(昭和52年)、東京大学人類学教室(以下、所属はすべて当時)の埴原和郎先生が、同医学部附属病院分院の井上直彦先生に、歯に関する各分野の研究者を集めて新しい勉強会を立ち上げたいと相談されたことから始まりました。現在では人類学、考古学、生物学など歯科医学のみならず、幅広い学問からのアプローチで議論を行なっている学際的な会として活動しています。歯・口・顔に関連した幅広いテーマについて、それぞれのフィールドの枠を超えて自由に意見を出し合い、懇親を深めています。活動として年1回、名古屋を会場としてワークショップを開催しています。日本列島のど真ん中に位置していることから、参加される多くの先生方も集まりやすい場所です。
2020年には毎年開催しているワークショップも第40回を迎え、年々会員数や発表数も増加しています。日々、診療や研究に勤しんでいらっしゃる先生方や、後進育成に励まれている先生、また多くの若手研究者の皆さんが本会に魅力を感じていただければ幸いです。
※本文の一部は、鹿児島大学歯学部 名誉教授 伊藤学而先生より本会第40会記念誌に向けて寄稿いただいた中から引用させていただきました。
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